築1年の戸建ての家の売却相場はいくら?売るコツと売却する際の注意点
戸建ての家の築年数別平均価格
築1年の戸建ての家の売却情報
【築年数別】戸建ての家の売却価格推移
築年数 | 価格減少率 | 戸建ての家の平均売却価格 | |||
---|---|---|---|---|---|
東京都 | 埼玉県 | 千葉県 | 神奈川県 | ||
築0~5年 | 100% | 5,780万円 | 3,657万円 | 3,753万円 | 4,600万円 |
築6~10年 | 80% | 5,783万円 | 3,542万円 | 3,380万円 | 4,026万円 |
築11~15年 | 60% | 5,947万円 | 3,008万円 | 2,900万円 | 4,056万円 |
築16~20年 | 40% | 5,268万円 | 2,877万円 | 2,829万円 | 4,027万円 |
築21~25年 | 10% | 5,390万円 | 2,313万円 | 2,680万円 | 3,996万円 |
築26~30年 | 10% | 5,197万円 | 2,173万円 | 1,680万円 | 3,516万円 |
築31~35年 | 10% | 3,465万円 | 1,307万円 | 1,379万円 | 3,070万円 |
築35年~ | 10% | - | - | - | - |
※1都3県の戸建ての家の売却価格平均(参考:REINS TOPIC「築年数から見た首都圏の不動産流通市場(2021年)」)
築1年の戸建ての家を売却する際の注意点
築1年の戸建ての家を売却する際の注意点について紹介していきます。
- ローンの完済が必須
- 課税率が高い
- 瑕疵物件と疑われる
- 中古物件に扱いになる
それぞれを詳しく見ていきましょう。
家の査定の注意点21点!事前に知っておきたいリスクと失敗しない査定方法を徹底解説ローンの完済が必須
多くの人は、物件を購入する際に住宅ローンを利用します。
築1年の物件であれば一括での購入をしていない限りは、多額のローンが残っており、このままでは物件を売却することができないです。
住宅ローンを利用する際は、購入する物件に対して抵当権がつけられます。
抵当権を設置することで、住宅ローンを融資している金融機関は債権者からのローンの返済が滞ってしまった際に物件を売却することで、融資した住宅ローンの返済を求めることができます。
もちろん家を売却した金額を住宅ローンの返済に充てることもできますが、売却する際の諸費用として一時的に自分のポケットマネーから支払う必要があります。
課税率が高い
不動産は購入する時だけでなく売却する際も課税の対象となります。
不動産の課税率は、物件の所有期間が5年未満か同課によって異なってきます。
5年以上と5年未満では課税率が倍近く異なるため、仮に戸建て住宅を高値で売却することができたとしても高い税率が加算されるので手元に残る金額は少なくなってしまいます。
今すぐに戸建ての家を売却した方が良いのか慎重な判断をする必要があります。
瑕疵物件と疑われる
築1年の戸建て物件のような築浅の物件を売却する際は、何か瑕疵があるのではと疑われてしまうことがあります。
戸建ての家は、人生の中でも最大の買い物の一つです。
入念な準備や下調べをした上での購入が多く築1年で売却される物件は不動産全体を見ても珍しいです。
戸建ての家の買主によっては、築浅で売却する理由や、何か問題があるか問われることがあります。
何か瑕疵がある場合は、必ずしっかりと買主に対して伝えるようにしましょう。
売却後に瑕疵が分かった場合は、瑕疵責任を問われてしまう場合もあります。
中古物件に扱いになる
たとえ築1年の築浅の物件であったとしても、一度入居してしまうとその物件中古物件として扱われてしまいます。
これは戸建て住宅に限ったことでなく、洋服な車などと同じで誰かが一度利用してしまうと中古品・新古車という立ち位置になってしまうわけです。
国土交通省の「住宅の品質確保の促進等に関する法律(第二条第2講)」によると“この法律において「新築住宅」とは、新たに建設された住宅で、まだ人の居住の用に供したことのないもの(建設工事の完了の日から起算して一年を経過したものを除く。)をいう”と定められています。
そのため仮に入居していた日数が1日であったとしてもその物件を売却する際は、中古物件としての扱いを受けてしまうわけです。
一度居住用として利用されてしまうと、新築物件よりも売却する際の価格は低くなります。
築1年の戸建ての家を売るコツ
築1年の戸建ての家を売るコツについて紹介していきます。
- 早く売却する
- 売却理由を明確にする
- 一括査定サイトを利用する
それぞれを詳しく見ていきましょう。
早く売却する
不動産は築年数が長くなればなる程不動産としての価値は下落を続けていきます。
築1年の物件であっても少しでも早く売却することで、物件の下落率を下げて高値で売却することができます。
築1年であっても住んでいる期間が1月なのか12ヶ月なのかによって物件の価格下落率は異なります。
売却理由を明確にする
築浅の物件は、物件を購入しようとする買主が物件を売却する理由について問うてきます。
築1年で家を売却する割合はとても低いためです。
特に、雨漏りや建物の傾き・事件などの瑕疵を疑われてしまいます。
転勤や引っ越しといった戸建ての家を売却する理由を買主に対してしっかりと説明できるように準備をしておきましょう。
売却理由を明確化して買主と売主の間に信頼関係を構築することができれば、戸建ての家の売却をスムーズに進められるようになります。
一括査定サイトを利用する
不動産を売却する際は、不動産会社に対して物件の見積もりを依頼します。
しかし、物件の査定価格の決め方は不動産会社によって異なるため高く売るためには合い見積もりをする必要があります。
合い見積もりをすることで物件を高値で買い取ってくれる不動産会社を見つけることができます。
本来1社1社に査定依頼を申し込む必要がありますが、不動産一括査定サイトを利用すれば、一度の申し込みで複数の不動産業者に査定依頼を出すことができます。
築1年の戸建ての家を売却する際は早めに行動しよう
築1年の戸建ての家の売却を検討する場合は、何らかのトラブルや早急に現金が必要な場合です。
物件を高く売却するためには、築年数が非常に重要で、築1年の物件であったとしても新築物件のような価格で売却することはできません。
早め早めの行動をすることで、戸建ての家を高値で売却することができます。
不動産一括査定サイトを利用すれば、高値で査定価格を出してくれる不動産業者を簡単に見つけることができます。
不動産の査定は無料で簡単に依頼できるので、ぜひ試してみてください。
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