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築30年の戸建ての家の売却相場はいくら?売るコツと売却する際の注意点

【更新日】2023-01-27

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戸建ての家の築年数別平均価格

築30年の戸建ての家の売却情報

価格相場
3,231万円
価格相場
土地面積(m²)
148.42m²
土地面積(m²)
建物面積(m²)
112.77m²
建物面積(m²)

【築年数別】戸建ての家の売却価格推移

築年数価格減少率 戸建ての家の平均売却価格
東京都 埼玉県 千葉県 神奈川県
築0~5年 100% 5,780万円 3,657万円 3,753万円 4,600万円
築6~10年 80% 5,783万円 3,542万円 3,380万円 4,026万円
築11~15年 60% 5,947万円 3,008万円 2,900万円 4,056万円
築16~20年 40% 5,268万円 2,877万円 2,829万円 4,027万円
築21~25年 10% 5,390万円 2,313万円 2,680万円 3,996万円
築26~30年 10% 5,197万円 2,173万円 1,680万円 3,516万円
築31~35年 10% 3,465万円 1,307万円 1,379万円 3,070万円
築35年~ 10% - - - -

※1都3県の戸建ての家の売却価格平均(参考:REINS TOPIC「築年数から見た首都圏の不動産流通市場(2021年)」)

築30年の戸建ての家を売却する際の注意点

築30年の戸建ての家を売却する際の注意点について紹介していきます。

  • ほぼ価値がない
  • 契約不適合責任を確認する
  • 土地の境界を確認する

それぞれを詳しく見ていきましょう。

家の査定の注意点21選!事前に知っておきたいリスクと失敗しない査定方法を徹底解説

ほぼ価値がない

築年数が30年を経過している戸建ての家は、購入時の価格の10%程くらいの資産価値にまで減少しています。

購入時の10%程の価格は底値で築年数が35年になった際もほぼ同じような価格で野売却になってしまいます。

築年数が20年を超過してから急速に資産としての価値が減少していくので、高値で売却したい場合は築20年が大きな区切りとなります。

契約不適合責任を確認する

物件を売却する際は、瑕疵だけでなく契約不適合責任も合わせて確認するようにしましょう。

契約不適合責任に該当する内容がるにも関わらず、隠して家を売却した場合はトラブルに発展する可能性があります。

最悪の場合は、損害賠償責任と言った大きな問題になる可能性もあるので売買する際にトラブルとなるようなポイントは事前に説明責任を果たすようにしましょう。

口頭で伝えるだけでなく売買契約書などに記載しておくことで、有事の際にトラブルに発展することを防ぐことが可能です。

土地の境界を確認する

築30年の戸建ての家の場合は、測量がしっかりと行われておらず家の境界線が不透明な場合があります。

境界がしっかりとしていない場合は、売却する前に売却する家の測量をしっかりとする必要があります。

販売物件として査定価格を付ける際に、敷地面積などを計算する必要があるためです。

築30年の戸建ての家を売却するコツ

築30年の戸建ての家を売却するコツは次の通りです。

  • 売却方法を考える
  • リノベーションする
  • 空き家バンクを利用する

それぞれを詳しく見ていきましょう。

売却方法を考える

築30年が経過している物件は、建物としての資産価値は少なく、建物付きの土地としての販売価格になる傾向があります。

土地は経年劣化することなく、そのエリアの利便性や駅などの公共交通機関の距離によって上昇・下降します。

建物付きの土地として売る方法や建物を取り壊して更地として売却するなどの売却方法があります。

物件の希望や立地によって売却の方法を変えることでスムーズに売却することができます。

リノベーションする

築3年が経過していると物件の様々な箇所に不具合が生じてきます。

同じ築年数であれば、リフォーム・リノベーションが行われた綺麗な家を購入したいと考えるのは自然なことです。

そのため、リノベーションをしてから売却することで資産価値を上げて売却することができます。

ただし、リフォームにかけた金額分を上乗せして売却できるかとは限りません。

リノベーションをしてから売却する場合は、リノベーションにかけた費用を回収することができるか慎重に考えた上で実施するか判断する必要があります。

空き家バンクを利用する

不動産は所有しているだけでも固定資産税などの費用がかかります。

家の売却には時間がかかるため、中々思ったようにスムーズに売却することができないなんてことも珍しくありません。

空き家バンクは、利益を求めることが目的ではないですが、広告費などの費用が掛からないので費用を抑えて家を売却することができます。

中々売却することができないなんて人は、空き家バンクを利用すれば、すぐに購入希望者が見つかるかもしれません。

築30年の戸建ての家は売却方法が限られてくる

築30年が経過した戸建ての家は、不動産としての価値がほぼ際下限まで下がってしまっているような状況です。

不動産としての劣化もあるため、築浅の物件などと比べると売却がしにくいです。

そのためしっかりとしたポイントを押さえて売却することが求められます。

売却する際は、不動産一括査定サイトを利用して、合い見積もりをした上で物件を売却するようにしましょう。

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