おすすめの不動産個人売買サイトを紹介!利用するメリット・デメリットや注意点も解説
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不動産売却は基本的に不動産会社に依頼して売却しますが、個人で売買することも可能です。
不動産の個人売買は知り合いと直接取引する方法と個人売買サイトを利用して取引する方法があります。
「買ってくれる知り合いがいないけど個人売買で物件を売りたい!」と考えている人は個人売買サイトがおすすめです。
しかし個人売買サイトと言っても、初めて利用する人はどのサイトが信頼できるのかわかりませんよね。
そこで今回はおすすめの不動産個人売買サイトを紹介します。
不動産個人サイトの紹介だけでなく、使い方やメリット・デメリットも紹介するので、「利用するか悩んでいる」という人も参考にしてください。
不動産査定とは?売却査定の種類と流れ・査定額相場の計算方法を解説おすすめの不動産個人売買サイトを紹介
おすすめの不動産個人売買サイトは下記の通りです。
サイト名 | 特徴 |
---|---|
ジモティー | 掲載料が無料 |
e-物件情報 | 無期限に掲載できる |
家いちば | 完璧な状態ではない物件も掲載可能 |
不動産直売所 | 無料で無期限掲載可能 |
不動産を個人で売買する為にサイトを活用すると言っても、各サイトの特徴が異なる為、最適のサイトを利用しないと目標達成できない可能性があります。
これから各サイトのおすすめポイントを紹介するので、不動産個人売買サイトを利用したい人は要チェックです。
ジモティー
ジモティーは地域密着型のクラシファイドサービスで、近くに住んでいる人を対象に物を譲ったり売買したりすることができます。
勿論、不動産売買も可能で掲示板に掲載することによって買主を見つけられます。
買主が現れた場合、サイト上のチャットでやり取りをして売買交渉を行えます。
掲載費用が無料なので、仲介手数料を支払う必要がありません。
一方で不動産売却のサポート機能が無く、全て売主と買主でやり取りを行わなければなりません。
ジモティーは不動産関連に強いサイトでは無いので「サポートを受けながら個人売買したい」という人には向いていません。
「仲介手数料をとにかく安く済ませたい!」「利益率を最大限高くしたい!」という人に向いています。
掲載費用が無料で手軽にできる不動産個人売買サイトですが、リスクも伴ってくるので注意しましょう。
e-物件情報
e-物件情報は不動産個人売買と賃貸の直接取引が可能なサイトです。
2022年7月時点では259件の物件が掲載されています。
e-物件情報は個人の人も閲覧していますが、不動産仲介業者や代理人も閲覧しているので、色々なニーズを持った人たちに物件を見てもらえます。
e-物件情報は掲載料金を支払うと無期限で掲載できるシステムを用いています。
コース名 | 料金 | 掲載可能な画像数 |
---|---|---|
スタンダード | 3,300円 | 0枚 |
シルバー | 6,600円 | 2枚 |
ゴールド | 11,000円 | 8枚 |
スタンダードコース以外は売却物件の見た目や間取りを掲載することができます。
また不動産売却に不安がある人は、専門家に手続きを依頼することができます。
不動産を個人で売買することが難しい人は、専門家に相談してみましょう。
家いちば
家いちばは、廃墟や空き家・まだ居住している家でも掲載できる不動産個人売買サイトです。
様々なジャンルの物件を掲載できる所が特徴で、農地や空き家でも掲載できます。
売却価格を決めていない状態の物件やリフォームをまだ出来ていない物件も掲載できるので売主の心配しているポイントを解消できます。
家いちばは物件の登録から買主との交渉まですべて無料で行えます。
ただし交渉が成立して契約する段階になると有料になります。
有料内容は宅建士や司法書士がサポートしてくれるもので、契約を結ぶ時に大きなトラブルに発展しにくくなっています。
家いちばの有料サービスの料金は下記の通りです。
- 売主側はシステム登録基本料金が発生:8万円
- 買主側は成約基本料が発生:6万円
また家いちばは、別途媒介報酬分を支払う必要があります。
媒介報酬分は通常仲介手数料の半分となっていますので、仲介に依頼するより安く抑えることができます。
不動産直売所
不動産直売所は、一度売れ残ってしまった物件や不動産会社に仲介を断られた物件を掲載するのに優れています。
不動産直売所は、広告掲載が無料で無期限に掲載できます。
物件掲載数も限定されていないので「売れ残り物件が複数あって困る」という人におすすめのサイトです。
不動産個人売買サイトを活用するメリット
不動産個人売買サイトを活用するメリットを紹介します。
コストを削減できる
不動産個人売買サイトの最大メリットは、コストを削減できる所です。
不動産売買は本来であれば不動産会社に依頼して進めていきます。
不動産仲介を依頼すると仲介手数料を取られてしまうため、売却価格をそのまま手に入れることができません。
仲介手数料は最大で売買価格の3%を支払う必要があり、売却価格が高くなればなるほど手数料も増えてしまいます。
個人売買で不動産を売却すると仲介手数料を支払う必要が無くなり、不動産売却の最大コストを削減できます。
不動産の個人売買は含み益のメリットが魅力的です。
自由に取引条件を決められる
通常の不動産売買は売出し価格や取引条件を不動産会社がアドバイスしながら決めていきます。
不動産会社のアドバイスを受けなから条件を決められるのはメリットに感じますが、一方で取引の自由度が失われてしまうデメリットも存在します。
不動産の個人売買は、不動産会社と相談せずに個人で売買を行うので、取引条件を自由に決めることができます。
買主と直接連絡を取り合うことも自由にできるので、自由に取引交渉を行えます。
スケジュールが調整しやすい
不動産の個人売買は基本的に買主と売主のスケジュールのみ調整したら良いので、内覧や契約日程も調整しやすくなります。
不動産会社に依頼した場合、不動産会社側のスケジュールも考慮されているので調整が難しくなってしまいます。
不動産会社によっては優先している物件があって、自分の物件を放置されてしまう可能性もあります。
不動産個人売買は上記のような悩みが無いので、ストレスフリーでスケジュールを調整できます。
不動産個人売買サイトを利用するデメリット
魅力的なメリットの多い不動産個人売買ですが、デメリットも存在します。
自分で用意するものが多い
不動産会社に仲介を依頼すると、物件の資料作りや売却活動を全てやってくれますが、個人売買だと全て自分で行う必要があります。
雑用から資料作り・交渉まで自分で行う必要があるので、仲介に比べて手間がかかります。
また買主との取引でトラブルが発生すると、全て自分が対処しなければならないので不動産の知識が必要です。
不動産の知識がないまま個人で売買を進めると、思わぬトラブルで大損失してしまうケースもあるので、不動産仲介で取引することをおすすめします。
売れるまでの期間が不透明
不動産仲介で売却を依頼した場合、物件情報を広告に出してくれるので買主が見つかりやすい状態です。
個人売買だとサイトを利用して広告を掲載できますが、買主がサイトを閲覧しない限り物件を見てくれないので見つかる確率が下がります。
早めに買主を見つけて売却したい人だと、個人売買で売るより不動産会社に依頼するほうが早く売れるのでおすすめできません。
トラブル発生率が高い
個人売買での最大のデメリットは、トラブルの発生率が高いことです。
不動産取引は買主・売主が確認しなければならない内容が多く、個人個人で交渉していると重要な部分がすっぽ抜けてトラブルに発展してしまう可能性があります。
トラブルを回避する為にも、必要書類など入念なチェックが必要になるので、根気強く丁寧に確認作業をしなければなりません。
書類の作成やチェックが苦手という人は、仲介を検討した方がよいでしょう。
不動産個人売買サイトを利用する手順
不動産個人売買サイトを利用する手順をまとめました。
- step1.売却予定の物件相場を調べる
- step2.資料の作成
- step3.不動産個人売買サイトに掲載
- step4.買主への問い合わせ対応
- step5.売買交渉
- step6.契約
これから不動産個人売買サイトを利用する人は、手順を把握しておきましょう。
売却予定の物件相場を調べる
まずは自分の物件相場を把握しておきましょう。
ある程度売却予定の物件相場を把握しておけば、売出し価格を決める時に相場から大きく乖離した価格設定になることを防げます。
相場価格の調べ方は、自分で計算する方法や一括査定サイトに依頼する方法があります。
一括査定サイトに査定を依頼する方法は最も簡単なのでおすすめです。
一括査定サイトは、売却予定の物件情報や個人情報を入力して査定して欲しい不動産会社を選択すれば、査定してくれるサービスです。
「査定をしてもらったら仲介しないといけないのでは?」と不安になる人もいますが、一括査定はあくまでも査定の依頼なので必ず仲介を依頼しないと行けない訳ではありません。
一括査定サイトの利用は無料で、不動産のプロが査定してくれるので精度の高い価格を把握することができます。
「ちょっと気になるかも」という人は一括査定サイトの利用を検討してみてください。
不動産査定業者の選び方とは?依頼する時のポイント・注意点資料の作成
相場を把握した後は、物件情報を資料にまとめましょう。
売却予定の物件の外観・図面・築年数などわかりやすく資料にまとめていきましょう。
資料は買主が興味を持ってもらう為にも活用できるアピールツールです。
買主に興味を持ってもらえるような資料作りを意識しましょう。
不動産個人売買サイトに掲載
物件の相場を元に売出し価格を決めていきます。
相場よりすこし高めの価格を設定して、買主との値下げ交渉を織り込んだ形にしておきましょう。
ただし売出し価格を相場より高すぎる価格に設定すると買主が見つからない状況に陥ってしまうので注意しましょう。
買主への問い合わせ対応
不動産個人売買サイトに掲載した後は、買主が見つかった際にどのような質問がくるのか想定しておきましょう。
売却予定の物件を確認したり、土地状況を把握したりしておくと買主の質問に対応しやすいです。
買主の質問に対して明確に答えることが売買取引の成功・失敗を左右するので、必ず答えられるように準備しておきましょう。
売買交渉
買主が見つかった後は、交渉が行われます。
買主の多くは値下げ交渉をしてくるので、なるべく買主の意向に添えるような形にしておきましょう。
ただし買主の値下げ交渉でも対応できる範囲を決めておかないと自分が損してしまう可能性があるので注意してくだし。
契約を結ぶ
価格の交渉が終わり次第、売買契約書を作成します。
具体的な取引詳細事項を契約内容に取り入れて、契約書に問題なければサインとなります。
契約書は一度サインしてしまうと、内容を全て合意したことになるので、分からない事項があった場合は必ず確認してからサインするようにしましょう。
不動産個人売買サイトを利用する時の注意ポイント
不動産個人サイトを利用する時の注意点をまとめました。
売出し価格の根拠を明確にする
個人売買を行う時に、価格や取引条件の取り決めは売買を成功させる鍵になります。
なんとなく価格設定したり、曖昧な取引条件を提示したりすると買主が不審に思ってしまうのでやめましょう。
買主が納得できるような価格の根拠や、相互が納得できる取引条件を綿密にまとめて交渉していきましょう。
買主を見極めよう
不動産個人売買サイトで買主を見つけると、全く知らない人との交渉になります。
買主がどのような人なのか、売主が見極める必要があります。
不動産個人売買サイトで物件を閲覧している買主の中には、物件購入ではなく詐欺やマルチ商法を目的にした人たちも居ます。
怪しい買主にだまれて大損失になった売主もいるので、注意しなければなりません。
個人売買サイトの規約を把握しよう
不動産の個人売買サイトの利用規約は、利用するサイトによって異なります。
サイトによって料金を支払うタイミングが異なったり掲載期間が異なったりするので、利用前に規約を読んでおきましょう。
個人売買が難しい人は一括査定を利用して売却しよう
「不動産の個人売買は難しいかも?」と感じた人は、一括査定サイトを利用して最適の不動産会社に仲介してもらうことをおすすめします。
不動産一括査定サイトは、物件の相場を確かめる為の利用も出来ますが、売却予定の物件を最適価格で売ってくれる不動産会社を見つけることもできます。
最適の不動産会社を見つけられるので、仲介手数料がかかったとしても高い価格で売却してもらえる可能性が高いです。
個人で作業を行うことに難しさを感じる人は、気軽に利用してみましょう。
【2024年最新】不動産一括査定サイトおすすめ比較ランキング!不動産売却におすすめの人気16社を厳選紹介不動産個人売買サイトはコスト削減に最適
不動産個人売買サイトを活用する最大のメリットはコスト削減です。
仲介手数料を払う必要が無いので、仲介で売却した場合より利益率が高くなります。
しかし、個人でやるべき作業が増えてしまうので「利便性を求めている人」にはおすすめできません。
不動産個人売買を検討している人は、本当に最適の売買方法なのか確認した上で計画を立てていきましょう。
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