ここでは、高知県内でリースバックの利用を検討している方に向けて、サービスの相談や利用者に合わせて柔軟な対応ができるおすすめのリースバック業者を5社紹介します。

あなぶきのリースバック

あなぶき興産は、マンション特化型のリースバックサービス「あなぶきのリースバックサービス」を提供しているリースバック専門業者です。

「あなぶきのリースバックサービス」は、普通賃貸借契約を主体にしているサービスで、賃貸期間に制限が設けられていないため、子どもが自立するまでや物件の買戻しを視野に入れている方に適しています。

さらに、月々の家賃は、売主の経済状況や希望に適った無理のない範囲で価格を決定してくれます。

なお、「あなぶきのリースバックサービス」を利用するには、以下の条件を満たしておく必要があります。

大京穴吹不動産

大京穴吹不動産は全国展開で、売っても住まいるというリースバックを行っており、高知店もあります。

賃貸居住中のサービスとして、設備の故障やトラブル発生の際に電話一本で無償修理を受けることができ、24時間受付対応です。

賃貸契約満了時には管理している賃貸や提携会社などから約3000室の施設室数の紹介を受けることができるため、安定して次の居住先を探すことができます。

株式会社セゾンファンデックス

セゾンファンデックスは、クレディセゾングループの一員で全国展開を行っている不動産会社です。

手数料や礼金、保険費用が不要となっているため支出を最低限に抑えてリースバックを行うことができます。

セキュリティーや見守りサービス、クリーニングなどの中から特典を選ぶことができるため、リースバック後のライフスタイルに合わせた選択を行うことができます。

ハウス・リースバック

ハウス・リースバックはハウスドゥが提供しているリースバックで、高地では高知葛島の株式会社猪野晃三朗塗装店が行っています。

無料の査定や相談の後、一週間以内で買取価格や家賃を提示してもらえるため早く契約まで行うことができ、最短5日です。

住宅ローンが残っている状態でも問題なく、賃料に関しては近隣の事例などだけではなく、それぞれの事情も加味して行ってくれるため契約後の支出に関しても安心です。

ピタットハウス高知店

ピタットハウス高知店は、ピタットハウスに加盟している有限会社秦ホームの店舗で、リースバックも行っています。

多彩な売却システムが売りで、リースバックを含め5つの売却システムがあり、それぞれに合わせた提案を行ってくれます。

老後資金や住み替えのための前準備として利用することができ、住まいはそのままで纏まった資金を手に入れることができます。

アムス・インターナショナル

アムス・インターナショナルは世界に向けたワールドワイドな事業を展開することを目標とする不動産会社です。

買戻しが可能なリースバックとなっていて、将来的に優先で買い戻すことができ、一時的に資金は欲しいけれど手放したくはないという人におすすめです。

業歴が長く、様々な事例に対するノウハウがあるため、あらゆる事情に対して様々な観点からの提案を受けることができます。

家まもルーノは、全国でリースバックサービスを提供している業者と提携を組んでおり、利用者1人1人のニーズに適った業者を紹介してくれるリースバック専門のコンシェルジュサービスです。

業者を紹介する際は、提供しているサービスの内容と机上査定による査定額などの情報を1社ずつ丁寧に説明してくれます。

さらにやり取りは、専任のコンシェルジュを介して連絡を取り合うため、紹介された業者から直で営業の電話がかかってくることはありません。

またリースバックに関する相談も受け付けているので、サービスについて理解を深めたい方や、業者探しを効率よく進めたい方におすすめです。

今回紹介した業者から伺えるように、リースバックを専門的に取り扱っている業者ごとに、提供しているサービスの中身は違うほか、提供範囲も業者によって異なります。

しかし、「リースバック」という方法が持つメリットは、提供されているサービスを介して得ることができます。

ここでは、住宅売却でリースバックを利用するメリットを紹介します。

まとまった資金が短期間で得られる

リースバックは、自己所有の不動産を売却し、その後借りることで資金調達を行う手段です。

自宅を売却すれば短期間で大量の現金が手に入るという大きなメリットがあります。

特に、資金が急速に必要な時や予期せぬ出費が発生した場合に有効です。

また、起業や投資のための資金源としても活用できます。

この方法を用いることで、資金調達の柔軟性が増し、生活の質を向上させるための手段としても使用できます。

住宅ローンや固定資産税の支払い義務がなくなる

自宅を売却してリースバックを行うと、住宅ローンや固定資産税などの支払い義務がなくなります。

これにより、毎月の返済負担が軽減されるだけでなく、固定資産税の納税義務も軽減されます。

また、リースバックには、物件のメンテナンス費用も含まれているため、これらに割くコストの削減から生活費が大幅な節約にも期待できます。

引っ越しに割く時間と費用が不要

リースバックを行うと、自宅の売却と同時にそのまま居住していられます。

したがって、引っ越しに伴う時間と費用がかからず、生活環境を大きく変えることなく安定した生活が送れます。

新しい家を探したり、引っ越し業者を雇ったりする手間やコストを考えると、この利点は非常に大きいと言えます。

将来の相続対策になる

リースバックは、相続税対策の一つとしても有効です。

所有不動産を売却し、リースバックを行うと、その不動産は相続財産から除外され、相続税が軽減されます。

そのため、高額な相続税を心配している人にとっては、リースバックは非常に有益な選択と言えます。

物件の買戻しができる

リースバック契約には、一定の条件下で自己所有の物件を再購入ができます。

これは、経済的な状況が改善した際に自宅を再取得する機会を提供します。

そのため、一時的に資金調達を行いたいが、長期的には自宅を所有し続けたいと考えている人にとって、非常に便利な選択肢となります。

リースバックサービスを利用すれば、サービスを介して様々なメリットが得られます。

しかし、仕組みを理解していないと、売主側が損する結果になることもあります。

ここでは、住宅売却でリースバックを利用する時に気を付けることを紹介します。

毎月家賃の支払いが必要になる

リースバックを選択した場合、一度自宅を売却してしまうため、その後は賃貸として住み続けます。

その結果、毎月家賃の支払いが必要になります。

販売価格を適切に管理し、毎月の家賃支払いに影響を与えないようにすることが重要です。

また、不意の経済的変動が発生した場合に家賃を支払い続ける能力を確保するためにも、事前に十分な財務計画を立てることが重要です。

家賃が高騰するリスクを抱えている

リースバック契約では、将来的に家賃が上昇するリスクがあります。

契約更新時には家賃が見直されることが多く、物価や不動産市場の状況によっては家賃が上がる可能性があります。

そのため、家賃が上昇した場合でも支払いが可能なように、契約前に十分な調査と財務計画が必要です。

賃貸借契約の形態次第で退去を迫られる

リースバックを行うと、自宅を所有から賃貸へと変えるため、賃貸借契約に基づくルールに従う必要があります。

これは、契約期間終了後の更新や、契約違反時の退去要請など、所有者としての権利が制限されることを意味します。

このような不確実性を回避するためには、リースバック契約時に詳細な条項を把握し、適切かつ法的アドバイスを得ておきましょう。

物件が相場以下で買い取られる

住宅を売却する際、リースバックを選ぶと物件の価格が相場以下で買い取られる可能性があります。

一般的にリースバックを提供する業者は、その後のリース運用を見越して低価格で物件を買い取ることが多いです。

また、再度自宅を購入するときは、市場価格よりも高い価格で買い戻すことが求められる場合があります。

クーリングオフが利用できない

不動産売却では通常、契約後一定期間内に契約を解除することができるクーリングオフ制度が設けられています。

しかし、リースバックの場合、この制度を利用することはできません。

したがって、契約を急いで後悔することがないよう、契約内容を十分に理解し、専門家による助言を求めるなど、慎重な判断が求められます。

住宅売却を考えているなら、リースバックを検討してみてはいかがでしょうか。

リースバックは、自宅を売却し賃貸として再度住む方法で、まとまった資金を短期間で得ることができ、住宅ローンや固定資産税の支払い義務がなくなります。

また、引っ越し費用や時間を削減し、将来の相続対策にもなるなどのメリットがあります。

しかし、家賃の支払いが必要になること、家賃が上昇するリスク、賃貸借契約の制約、物件が相場以下で買い取られる可能性など、気を付ける点も存在します。

これらを考慮に入れつつ、まずは高知県内の市場状況に詳しいリースバック業者を訪ねてみましょう。

その際、契約の詳細をしっかりと理解し、自身の財務計画に合った適切な提案を受けることが重要です。

リースバックは一見複雑に感じますが、専門家の助けを借りれば、あなたのライフプランに合った最適な選択ができます。