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家査定術│意外と知られていない査定額アップの裏ワザ5選

【更新日】2023-11-06
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家査定術
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中古の戸建て住宅の価格を算出するには、不動産会社に価格査定を依頼する必要があります。

中古戸建の売却を考えている方は、まず査定価格を算出してもらい、いくらで売れそうかチェックした上で、不動産会社と契約するかを決めます。

家の査定価格は、依頼者の工夫次第で相場の最大3割前後までアップするケースもあります。

今回は、一般にはあまり知られていない家査定額アップのポイントを紹介します。

家の査定の注意点41選!事前に知っておきたいリスクと失敗しない査定方法を徹底解説

家査定術①不動産一括査定サイトを使って査定額を比較

家の査定額は不動産会社によって異なり、数百万円の差額が生じるケースもあります。

査定額は、それぞれの業者が「うちの会社が仲介をして、およそ3ヵ月以内で売却できた時につくと考えられる価格」を提示します。

そのため、査定額を比較して、より高値を付けた会社と契約すれば、高値で売れる可能性は高くなります。

複数社の査定額を比較する場合、不動産一括査定サイトを活用するのがおすすめです。

簡単な物件情報を記入することでエリア対応している複数の不動産会社に査定依頼ができ、どの会社の査定額が最も高いかの比較が容易にできます。

家の査定の注意点41選!事前に知っておきたいリスクと失敗しない査定方法を徹底解説

家査定術②相見積もりで査定価格を値上げ

査定額を上げるために有効な方法の一つが、相見積もりです。

例えば、会社Aの査定額が会社Bの査定額よりも高値の場合、会社Aの査定結果を会社Bに持ち寄って、なぜ査定額が比較して低いのかをヒアリングする方法です。

会社Bからすれば、会社Aに契約を取られてしまうことを示唆しているため、評価の見直しをしてくれる可能性があります。

ただし、この方法は資産価値が低い家を売りたい場合は成功しにくいのがネックです。

不動産の仲介売却では売上の一部が仲介手数料、つまり仲介業者の利益となりますが、この金額は実際の成約価格と比例して高くなります。

高値で売れる見込みのある家であれば、契約を獲得するメリットが大きいため、交渉が成功しやすいです。

家査定術③修繕履歴を証明する

築年数が経過しており、一見すると高値で売れ無さそうな家でも、過去の修繕履歴など、物件の安全性を証明する書類があれば評価に加えてもらえる可能性があります。

査定額が単純に値上がりするだけではなく、購入希望者に対して価値を証明できる大きな要素にもなるので、できるだけ早い段階でこうした書類・資料は揃えておくことをおすすめします。

家査定術④会社ごとの売却サービスを確認する

家の査定額は前述の通り、「3ヵ月以内で売却できた場合の見込価格」を算出します。

実際の売り出しでは、3ヵ月前後で成約が無い場合は、売り出し価格の値下げを検討する必要があります。

そのため、不動産会社選びでは査定価格だけでなく、会社ごとに実施しているサービスにも注目する必要があります。

リバブル売却保証

現在、東急リバブルなどが実施している注目サービスに、売却保証(買取保証)サービスがあります。

これは、期限までに仲介売却で物件を売り出し、期日までに売れなければ仲介会社が物件を直接買い取ってくれるというものです。

不動産会社が直接買い取る場合は相場の6~8割まで価格が下がってしまいますが、長期の売れ残りを防げる分、結果的にお得に売れるケースも多いです。

家査定術⑤土地の合筆や権利関係の整理

家を売る前に権利関係などを一度見直して、より高い評価を受けられる状態にしておくのも一つの手です。

同じ所有者の隣り合った土地などは、合筆という登記手続きをおこない、1つの土地とすることが出来ます。

また、敷地と建物の権利者が別の場合、権利の売買や譲渡を通して権利関係を整理しておくことで、高い査定評価を得ることが可能になります。

家の査定価格に影響しにくい行動

一見すると家の査定価格向上に役立つように見えて、実はそこまで意味がない行動もいくつかあります。

中でも、代表的なものを紹介していきます。

清掃・整理整頓

査定時に室内・敷地内が清掃・整理整頓されているかは、査定価格にそこまで影響しません。

家を引き渡す際は清掃や不用品処分が完了している必要があるので、「部屋が片付いている」といった印象評価は、そこまで気にする必要はありません。

家査定を依頼する前に掃除を行う必要はある?査定評価に影響するポイントや意識して掃除すべき場所について徹底解説

査定前に空き家にする

上記と同様の理由で、査定前に空き家となっているかどうかも価格への影響はほとんどありません。

実際、自宅の査定を依頼する場合は、居住中のまま査定してもらうケースが多いです。

ただし、査定評価とは別に、購入希望者からの印象評価を得るためには清掃や片付けは有効なので、積極的に実施することをおすすめします。

査定前のリフォーム・リノベーション

家の査定前にリフォームやリノベーションをおこなえば、資産価値の向上につながり、査定額も上がります。

ただし、例えば築20年の物件に対して100万円規模のリフォームを実施しても、査定額が100万円以上アップすることはほぼありません。

これは、家の査定評価は築年数や立地が大きな割合を占めるためです。

また、築古物件にお金をかけてリフォームをした場合、購入希望者に“築古だけど割高な物件”という印象を与えやすく、かえって売れ残る可能性が高まります。

家売却前にリフォームは必要?外壁・フローリング補修の必要性やリフォーム代・期間を解説

家査定の前に知っておきたい考え方

家の査定額の仕組み

家の査定額は前述の通り、3ヵ月以内に売却できた場合の見込売却額となります。

ただし、中古の家を査定時の状態のまま売り出すとは限らないので、あくまで基準価格と考えた方が良いでしょう。

欠陥部分を簡易リフォームしたらどうなるのか、売り出しから1年までなら売れ残りを待てるならどうなるのかなど、対応次第で価格がどう変わるのかについては、不動産会社に細かく質問しておいた方が良いでしょう。

また、査定額の基準は不動産業界で統一されている訳ではありません。

基本的には今の状態のまま売り出して成約した場合の見込金額となりますが、下記のような考え方で算出している可能性も0ではありません。

  • 独自の販売経路・営業ノウハウを活かして売った場合の目標額
  • 仲介業者が提供・推奨しているサービスや売却戦略を採用した場合の見込額

査定額の考え方に関しては、契約前に整理しておくことをおすすめします。

家の査定額=売却額ではない

家の査定額は、成約価格と必ずしもイコールになる訳ではありません。

査定額通りに売り出しても、売れ残って値下げせざるを得なくなったり、売買契約時に値引き交渉をされて価格を下げたりすることがあるため、より安値で成約するパターンも多くあります。

事前の見込価格と実際の価格の乖離をできるだけ少なくするためにも、優良業者をしっかり選ぶ必要があります。

不動産の査定額はどう決まる?査定価格と成約価格の差や算出方法を解説

家の査定術を使って実際の売却も成功させよう

家の査定では築年数や立地などをチェックされることが多いため、小手先の対応は価格に影響しないケースが多いです。

ただし、実際に売り出し物件を購入してもらえるかどうかは、購入希望者から見た第一印象や、売主自身への印象も少なからず影響します。

この記事で紹介した査定術の他にも、好影響だと思えることはどんどん実施していきましょう。

契約している仲介業者にしても、売主が積極的に売却活動に協力してくれることは、モチベーションの向上に繋がります。

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