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自宅を売りたいのに売れない?考えられる理由と対処法

【更新日】2024-01-18
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自宅が売れない
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住まいを売りに出せば、いつかは買い手がつくというのは昔の話。

現在は大人数を収容できる高層マンションが増加したこともあり、中古一戸建ての需要はどんどん減ってきています。

それでも魅力がある物件なら売れますが、築古・劣化が激しいなどのデメリットがあると1年経っても売れないということがザラにあります。

ただ、それとは別に、自分でもよく分からないけど売れ残ってしまうというケースも多々あります。

今回は、自宅がなかなか売れない方に向けて、考えられる理由と対処法を紹介していきます。

自宅売却の基礎知識!売る流れとかかる税金・注意点を分かりやすく紹介

自宅が売れない6つの理由

売れない自宅をチェックすると、典型的な6つのパターンが見えてきます。

それぞれ、詳しく理由をチェックしていきましょう。

①売れない期間が長引くほど売れにくくなる

成約までにかかる期間は平均3~6か月と言われています。

なので、6か月以上売れないのであれば、「売れ残り状態」と言えます。

正直、6か月以内に売れるかどうかは運やタイミングもあるので、何とも言えません。

ただ、周囲に「売れ残っているということは、何か問題があるのでは?」と邪推されることで、どんどん敬遠されてしまうのです。

中古の自宅を買う人も不動産に関しては素人なので、広告を見ても明確な違いが分からず、新着物件のみをチェックしているケースが多いです。

こうした方に対しての訴求力が減っていってしまうのはネックですね。

②自宅の売却価格が割高

不動産会社の査定結果が相場とずれていたり、売主の要望で少し高めに値段設定をしたりすると、売れない可能性が高まります。

通常、高めに価格を設定する場合、売却期間が長引いても良いのでマッチングするのをじっくり待つという方針を取ります。

ただ、無自覚で価格がズレている場合は、早めに値下げをするなどして改善する必要があります。

③自宅に欠陥がある

自宅に欠陥があって売れないケースもあります。

ただ、だからといって自分持ちで大規模リフォームをすると、コストが回収できなくなってしまいます。

こちらが損をしてまで売却をすべきか一度考えておきましょう。

とにかく早めに処分をしたいのであれば、不動産買取をおすすめします。

売却益は通常の6~8割にとどまりますが、劣化がある自宅も確実に買い取ってくれます。

不動産買取とは?業者買取と仲介売却のどっちがお得?メリット・デメリットと損しないための注意点

④広告の効果が上手く出ていない

不動産会社を仲介に立てると、その業者が広告を作成し、ビラや折り込みチラシ、ネット広告といった手段でPRをします。

この効果が上手く出ないと、買い手が見つからずなかなか売れません。

自分で出稿されている広告の内容をチェックし、質問することもできますが、素人目から見てダメな広告の方が宣伝効果は高いケースもあるので注意が必要です。

広告効果を上手く測定するには、内覧の応募がどれくらい来ているかを逐一チェックする必要があります。

(専属)専任媒介契約のほうが一般媒介契約よりも頻繁な連絡を義務付けられているので、こちらをおすすめします。

不動産売却時の媒介契約とは?専任媒介と一般媒介の違いとメリット・デメリットをわかりやすく解説

⑤自宅の立地が悪い

そもそもの自宅の立地が悪く、需要が低いというケースがあります。

日当たりが悪い、駅から遠い、騒音がする、治安が悪いなどの要素は自分の力だけで改善できるものではないので注意しましょう。

平均成約期間はエリアによって異なり、アクセスの悪いエリアはそもそも1年前後かかるのが普通の場合もあります。

売却スケジュールを立地に合わせて立てるようにしましょう。

⑥競合物件が多い・安い

自宅の周りに、同時期に様々な物件が売られている時は、成約が取りにくくなります。

更に、似たような規模の戸建て住宅が自宅より安い価格で売られている場合は、売り出しのタイミングをずらすのも一つの手でしょう。

ただ、競合を出し抜くために値下げをすると、お互いに値下げ競争になりかねず、当初の目的から外れてしまいます。

購入希望者もおそらく物件を内覧して回るので、価格を下げるより清掃・整理整頓をしっかりおこなうことが先決です。

売れない自宅を売るための対処法4選

売れない原因が見つかったら、しっかり対策をしていきましょう。

ここからは、売れない状態を改善する4つの方法を紹介していきます。

①一括査定サイトを使って業者を選び直す

仲介業者をいつも利用している不動産会社に依頼するなど、何も考えず決めた場合は売れ残る可能性も高いです。

仲介業者は途中で変更できるので、しっかり優良業者を選び直しましょう。

業者の選び直しにおすすめなのが、一括査定サイトです。

簡単な物件情報を記入すると、査定に対応する全業者が一覧で出ます。

あとは、その中で気になる業者へ一括で査定依頼をすれば、簡単に査定結果を見比べることが出来ます。

他県の優良業者も見つかるので、後悔しない業者選びが可能です。

無料で依頼ができ、入力も60秒程度しかかからないので、積極的に利用しましょう!

【2024年最新】不動産一括査定サイトおすすめ比較ランキング!不動産売却におすすめの人気16社を厳選紹介

②自宅の売却価格を下げる

売れ残り状態を改善する手っ取り早い方法が、価格の値下げです。

この時、少しだけ値下げをしても周囲は気づきませんし、下げ過ぎると売る意味がなくなってしまいます。

目安としては、最初に50万円を値下げし、数か月待っても売れないならもう50万円値下げをします。

トータル100万円値下がりしたら結構なインパクトになるので、成約率は上がります。

不動産売却で値下げ交渉を受けるタイミングと適正な値下げ幅とは?大幅値下げを回避する方法

③内覧に備えてクリーニング・修繕を積極的におこなう

自宅の購入者は不動産知識に乏しい素人なので、内覧時の第一印象で購入意欲がかなり変わります。

しっかり成約が取れるように自宅の内覧準備をしっかりやっておきましょう!

特に玄関や水回りは目につきやすいので、ハウスクリーニング業者に依頼するのも一つの手です。

また、リフォームに関してですが、中古住宅の購入者は基本的に購入後自分でリフォームをする前提でいるので、大規模修繕は必要ありません。

ただ、ドアノブが外れている、戸の締め付けが悪いなどの欠陥は簡単に修繕できるので、内覧時の印象をアップさせるためにもやっておきましょう。

④需要の高い時期に売却しなおす

不動産は、転勤が多い春・秋に需要が高まります。

売れ残りが長引き、時期的にも売れそうにない場合、一度売却をストップして、ベストタイミングで売り直すのも一つの手です。

売り直すことでポータルサイトの「新着物件」に出やすくなり、購入希望者の目にもとまりやすくなるメリットがあります。

ただし、今の購入希望者は同じポータルサイトを長期間、頻繁にチェックしています。以前売り出されていることも覚えている可能性も高いので、再売出しの効果はどれだけあるか微妙なところです。

購入希望者が入れ替わるのを待つため、6か月ほど期間を空けるのも一つの手でしょう。

自宅が売れないケースを事前に見越しておこう

自宅の売買は相手あってのものなので、確実にすぐ売れる確証はありません。

売れ残る可能性はどんな物件にもあるので、事前に「売れ残ったらどうするか」をしっかり考えておくことが大切です。

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