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リバースモーゲージはシニア向けの融資制度!仕組みとメリット・デメリットを解説

【更新日】2020-01-31
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リバースモーゲージ

リバースモーゲージは、将来の不安を抱えるシニア層から人気を集めているサービスです。

少ないリスクでまとまったお金を借りられるので、安心して利用することができますよ。

今回は、リバースモーゲージの仕組みとメリット・デメリットを詳しく解説していきます。

リバースモーゲージは不動産を担保にして融資を受ける仕組み!死後にローンを一括返済

リバースモーゲージは、自分の住まいなどを担保にして融資を受ける仕組みです。

そう聞くと通常の住宅ローンと同じに感じますが、リバースモーゲージはその返済方法に特徴があります。

リバースモーゲージの仕組み

通常の住宅ローンは一括で借入をした後、毎月コンスタントに返済していく仕組みになります。

一方、リバースモーゲージは借入をした後も生前のうちは元金を返済する必要がありません。利用者が亡くなった時に担保物件が売却された代金で一括返済をします。

借りたお金は幅広い用途に使えるので、老後の様々な資金に活用することができますよ。

リバースモーゲージの3つの特徴

リバースモーゲージを住宅ローンなどの制度と比較した時、こちらの3つの特色があります。

  • 不動産を手放さずまとまったお金を得られる
  • 毎月の返済は金利だけでOK
  • 利用できるのは最低55歳以上

それぞれの特徴を詳しく解説していきます。

①不動産を手放さずまとまったお金を得られる

リバースモーゲージ最大のメリットは、不動産を手放さずにまとまったお金を手に入れることができる点です。

住宅ローンを借りる際も引っ越しは不要ですが、住宅購入費などに利用使途が限定しており、老後の生活費に使うことはできません。

リバースモーゲージはこうした縛りがないので、好きなシーンで借入を利用することができます。※金融機関によっては用途を限定しているケースも一部あります。

毎月の返済は金利だけでOK

リバースモーゲージは、生前のうちに一切の返済が不要という訳ではありません。

ただ、住宅ローンと違って、生前の返済は利息分を毎月返すだけでOKです。

例えば、以下の条件でローンを組むとします。

  • 借入希望額:3000万円
  • 借入期間:35年
  • 金利タイプ:固定金利
  • 適用金利:年1.27%
  • 返済方法:元利均等返済

この条件で返済額を計算すると、初月の返済額は以下の通りになります。

総額 88,512円
利息 31,749円
元金 56,763円

住宅ローンなら総額を返済しなければいけませんが、リバースモーゲージの場合は利息分のみでOKです。

住宅ローンに比べると月々の返済が大きく下がっていることが分かると思います。

利用できるのは最低55歳以上

リバースモーゲージは、高齢者のみを対象とした融資制度になります。

リアルな話ですが、住宅を担保にする融資の場合、最長借入期間は35年ほどになります。

これ以上の期間で借入をするとなると、担保を売っても一括返済できない可能性が高いです。

こうした仕組み上の限界もあり、リバースモーゲージの利用年齢は最低でも55歳以上に設定されています。

金融機関によってリバースモーゲージの利用条件にはバラつきがあるので、必ず比較することをおすすめします。

リバースモーゲージがおすすめな人の特徴

リバースモーゲージは便利なサービスですが、どんな人にもおすすめできる訳ではありません。

リバースモーゲージの利用を検討すべき人の特徴とは、どんなものなのでしょうか?

老後の生活資金に不安を感じている

退職後の生活資金に不安を覚えている人には、リバースモーゲージをかなりおすすめできます。

貯蓄自体は十分あるが、年金制度の崩壊などのニュースを見て漠然と不安を感じているという方にもリバースモーゲージを使う余地はあります。

相続人がいない

相続人がいない、子ども達が物件の相続を必要としていないという場合は遠慮なくリバースモーゲージを利用することができます。

リバースモーゲージを選択すると、利用者の死後に物件は売りにかけられます。相続人がいる場合は依頼前にしっかり話し合うようにしましょう。

住宅ローンの残債を解消したい

住宅ローンの残債があり、完済ができない時にもリバースモーゲージは有効です。

リバースモーゲージは住宅ローンの借り換えとしても使えるので、返済を圧縮してその分を生活費などに回すことができます。

リバースモーゲージのデメリット・注意点

お得に思えるリバースモーゲージですが、デメリットも確実に存在します。

リスクを無視してリバースモーゲージを実施しても、必ず将来的に損失を被ることになります。

事前にデメリットを把握しておきましょう。

一生使えるお金を融資してもらえる確証はない

リバースモーゲージで得たお金は、途中で底が尽きる可能性も多々あります。

一生安心して利用できるお金を常に得られる訳ではないので注意しましょう。

リバースモーゲージ頼みで生活していたのに、途中で借入を全部使い果たしてしまい、クビが回らなくなったというケースも十分考えられます。

自分の寿命を正確に測ることはできないので、こうした予想外のリスクが起こることは誰しもにあります。

不動産相場に応じて融資の見直しがおこなわれる場合も

不動産の相場は、経済状況・金融状況などによって大きく変動しています。

例えば、リーマンショックや東日本大震災の際は大きく相場が下落しましたが、2020年現在は東京オリンピック需要によって相場が高騰しています。

現在好調な不動産市況も、今後大きく下落する可能性はあります。この時、リバースモーゲージの融資額が見直される可能性もあるのです。

安心して利用できると思っていたら、急に限度額が下がるリスクも想定しておきましょう。

利息が高騰するリスクもある

リバースモーゲージの金利タイプを変動金利に設定しているケースもあります。

この場合は、継続的に金利見直しのリスクを考えていく必要があります。

リバースモーゲージの月々の返済は利息のみとなりますが、金利が高騰した場合ダイレクトに支払いが上がっていきます。

「住宅ローンと比べてお得だと聞いたのに、全然違った…」ということになりかねません。注意しましょう。

リバースモーゲージ利用者は予想できないリスクに注意

リバースモーゲージは便利なサービスですが、利用する際はリスクに気を遣う必要があります。

特に寿命や不動産相場、住宅ローン金利の推移など、予測できない部分にリバースモーゲージは影響されるので注意が必要です。

リバースモーゲージのメリットだけでなくデメリットも把握しておくことが、利用の大前提となります。

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