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不動産をオークション(入札)売却する流れとメリット・デメリット

【更新日】2018-05-29
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建築模型を見て相談する男女

不動産売却は業者の仲介による売買が一般的ですが、現在では不動産のオークションサイトというものがいくつかあり、落札実績も伸び続けています。

ただ、マイナーな方法ではあるので、どのような手続きで出品できるのか、一般的な仲介と比べてどんなメリットがあるのか分からないという方も多いでしょう。

この記事では、そんな方たちのために、不動産をオークションで落札する方法やメリット・デメリットを解説していきます。

不動産のオークション売却と仲介売却の比較

不動産売買は基本的に買い手が有利な取引です。

買い手が多額の代金を支払わなければ成約までたどり着くことができないので、業者も買い手優遇サービスを多く準備していますし、値下げやスケジュール変更を依頼されたら、基本的に応じなければなりません。

オークション売却はそのなかでも、期限内に最も高い価格を提示した人に売ることができる、売り手有利な方法となっています。

価格によるトラブルを防止できる

仲介による不動産売却は、売買契約時に値下げを要求されることも多く、トラブルになりやすいです。

しかし、オークションの場合は、「この額なら買ってもいい」という価格をすでに売り手に提示しているため、値切られることはありません。

価格に対する売買者間の認識の違いを事前に解決した上で成約することができるというのは、大きな魅力です。

また、仲介による不動産売却は前述の通り、売買契約前後にトラブルが起きることが多いですが、たとえ買い手のミスであったとしても売り手に責任が問われる場合がありますが、オークションの場合は金額を買い手が提示した証拠がしっかり残っているので、責任を負わされるということはまずありません。

オークション売却は不動産と相性バッチリ!

p>不動産売却のトレンドは、だいたい10年周期で大きく変わるといわれています。

たとえば、以前は一般媒介契約が主流だった仲介売却が現在では専任媒介契約が主流となっています。

これはネット技術の進展により、不動産の宣伝戦略が変化したことが大きな原因ですが、入札と仲介売却にも同じことが言えます。

わずか10年前に入札を斡旋する仕組みやWEBサイトができたばっかりなので、まだおこなう人は多くはないですが、そもそも不動産のように個別性(唯一無二の個性)が高い商品はオークションに適しています。

もしかしたら、そう遠くない未来に自分の家は落札するのが当たり前になるかも知れません。

業績を伸ばし続けるマイホームオークション

不動産のオークション売却の代表的なサービスがマイホームオークションです。

ピタットハウスとヤフーの提携によって運営されているサービスで、1998年の運営開始から今までに数千件の落札実績があります。

ピタットハウスで不動産売却・査定をした方の評判・口コミと仲介手数料

現在では他にも不動産オークションをおこなっている企業はいますが、知名度・実績といった面ではマイホームオークションがトップクラスです。

最近では、閉鎖的な空間で取引がおこなわれる従来の不動産売買方式を嫌い、こうしたオープンな方法を選択する人も増えています。

国・企業への不動産売却もオークション形式でおこなわれる

国や企業が不動産を売却するときは公売・競売といった方法がとられます。

徹底解説!いらない土地は国に売却できるって本当?

どちらの方法も入札による不動産売却となっておりますが、この方法が選ばれる理由は、純粋に利益が上がりやすいからです。

この方法を取ると、購入希望者間で価格の競り合いが生じ、どんどん代金が増加します。

また、公的な取引は透明性を確保しなければなりませんが、仲介による売却だと業者・売り手間の話し合いによって価格が決まるので、その金額にいたった明確な根拠や過程がわかりにくいという欠点もあります。

入札は金額が上がっていく過程が明確にわかるので、こうした取引のときには向いている方法なのです。

不動産のオークション売却の流れ

不動産をオークションで売却する場合は、以下のような流れになるのが一般的です。

  1. 相談・査定
  2. 出品・媒介契約
  3. 内覧・売買契約

マイホームオークションをふくむ多くのサービスでは、上のような手続きをおこなうことが多いですが、決まった順序ではないので変更される可能性もあります。

1. 相談・査定

一般的な不動産売却と同様に、まずは相談をおこないます。

その上で、オークションによる不動産売却に興味がわいたのであれば、サイトが提供している査定サービスを利用します。

もちろん、査定を受けたからといって必ず出品しなければならないというわけではありませんし、断ることも可能です。

2. 出品・媒介契約

査定額が気に入れば出品と媒介契約をおこないます。

この場合、専属専任媒介以外の契約方法は認められないので注意しましょう。

契約を結んだならば、不動産をサイトに出品します。

このとき、出品価格をいくらにするかで、結果が大きく左右されます。

3.内覧・売買契約

入札をするかどうか迷っている人が内覧に訪れることもできます。

出品した物件はサイト以外にもインターネット・紙媒体を通して宣伝されるので、入札額が値上がりしていることを知らない人が内覧に訪れる可能性もあります。

こうした場合、売却額を最後まで勘違いしたままで契約してしまい、後で大きなトラブルになる危険性もあるので注意しましょう。

不動産のオークション売却のデメリット

不動産のオークション売却は、通常の売却よりも優れている点が多くありますが、一方で、大きなリスク・デメリットというものも存在します。

まず一つ目のデメリットは、売却(入札)期間が決まっているということです。

業者の販売活動が上手くいかない場合など、買い手がなかなか集まらないということはありますが、こうしたケースでも、売却期間を過ぎれば最も高い入札額で売らなければなりません。

買い手の値下げ要求がないというメリットもあると前述しましたが、逆に売り手からすれば、売却期間を延長できないのは大きなリスクですね。

不動産に適した売り方を選択しよう

すべての不動産はオンリーワンの特徴を持っているといわれています。

同じ物件は地域に2つとないということを考えると、それぞれの魅力をしっかりPRすることができれば、買い手を必ず見つけられます。

そのため、売り手は自分の目的や、手続きにとることのできる期間以外にも、不動産にあった方法かどうかを考慮して、売り方を選択していくことが求められるでしょう。

不動産の売却方法は4つ!それぞれの特徴・違いをわかりやすく解説
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