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仲介手数料無料の落とし穴とは?お得なサービスの裏側

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仲介手数料無料の落とし穴とは?お得なサービスの裏側

賃貸物件を探していると、仲介手数料無料とかかれている物件は意外に多いです。

仲介手数料がなければ引っ越しにかかるかなりのコストを削減できるので、非常にお得に感じますよね?

しかし、こうした物件は仲介手数料がない代わりに、他のコストが高かったり、物件自体が問題を抱えていたりすることも多いのです。

今回は最近はやりの仲介手数料無料物件の落とし穴を分かりやすく解説していきます。

不動産売却の仲介手数料はいくらが相場?なぜ払うの?根拠・計算方法

仲介手数料無料の賃貸物件は意外に多い

仲介手数料無料の賃貸物件は、全体の2割ほどとなります。

意外と多いという印象ですよね。

「仲介手数料無料なんて怪しい!」と不審に思って離れる人もいますが、都心などアクセスの良いエリアだと家賃相場はかなり高いので、初期投資の低いこうした物件は、やはり人気が高いのです。

仲介手数料無料のカラクリを徹底解説

仲介手数料無料というのは何も不動産会社が善意でコストを自己負担しているわけではありません。

手数料無料で物件を提供している場合、裏にカラクリがあると考えた方が良いでしょう。

ここからは、仲介手数料無料の物件にありがちな事情を3つ紹介していきます。

①再販物件・リノベ済み物件

割と築年数の浅い再販物件は仲介手数料がかからないこともあります。

これは、おそらく物件が専門業者から仕入れたリノベ済み物件だからです。

リノベ―ション業者は一旦買い取った物件をリフォームして、仲介業者や賃貸業者に買ってもらいます。

この時、状態の良い物件であるほどリノベ業者は高い仲介手数料を支払わなければいけません。

この時の利益があるので、借主・買主から仲介手数料をもらわなくても良いのです。

②広告料が高くなっている

賃貸物件の入居者募集では、貸主が仲介業者に対して広告料を支払います。

アクセスが悪かったり築古だったりすると、他と同じように募集をかけていても部屋が埋まらないため、広告料を上乗せしてより大規模に宣伝してもらうようになります。

この広告費の上乗せ分があるからこそ、仲介手数料がなくても良いのです。

③元付け業者の物件である

不動産売買などには、元付け業者と客付け業者の2人が関わることになります。

元付け業者は物件を仲介売却する側で、客付け業者はお客さんに良い物件を紹介する側のことです。

元付け業者から直接物件を買ったり借りたりする際には、売主と買主2人分の仲介手数料をもらうことになります。

こうなると仲介手数料の両取りになってお得ですが、中にはそれよりもスムーズな成約を求めて売主からは仲介手数料を貰うが買主は仲介手数料を無料にしているという業者もいます。

このパターンの経営スタイルは近年かなり増えています。

仲介手数料無料の落とし穴とは?

仲介手数料無料と聞くと非常にお得に思いますが、こうした物件には落とし穴もあります。

ここからは、仲介手数料無料の物件を検討する際にチェックしてもらいたいポイントを紹介していきます。

敷金・礼金がその分高い

賃貸物件なら、仲介手数料がない代わりに敷金・礼金がそれぞれ2ヶ月分など、高くなっている可能性も十分あります。

その代わり公式サイトなどで「仲介手数料無料!」と宣伝して入居率を上げようと画策していることも多いです。

初歩的なカラクリですが、意外と引っかかる人は多いので気を付けましょう。

物件の状態が悪い

アクセスが悪かったり築年数が古かったりするが、住んでいる人からは意外に好評(更新率が高い)という物件も多いです。

こうした物件は仲介手数料を無料にして入居者の間口を広げ、後々の賃料でコスト回収する狙いがあります。

通常かからない費用がかかる

仲介手数料が無料の代わりに、聞きなれない費用がかかるケースもあります。

例えば、以下のようなコストがかかる場合は注意しましょう。

  • カギの交換代金
  • 室内消毒費
  • 事務手数料(書類作成費)
  • 保証会社保証料
  • 緊急時対応サービス

もしこれらの費用がかかっていたら、しつこく問い詰めてみましょう。

もしかしたら多少削れる余地があります。

いわくつき物件

数年前に室内で自殺や殺人がおき、一旦入居者が離れてしまった人気のない物件なども、仲介手数料無料で募集をかけている可能性があります。

事故情報というのは確かめる術がなかなか無く、知らぬ間に住んでいることも多いです。

こちらの「大島てる」というサイトが事故物件情報を扱っているサイトになるので、物件選びの際はぜひ参考にしてください。

※全ての掲載情報が正しいわけではありません。

仲介手数料を支払ったほうが結果的にお得?

仲介手数料は敷金・礼金など物件の貸主に入るのではなく、仲介の不動産会社に対して入る費用です。

そのため、初期費用の中でも性質が全く異なるものなのです。

また、仲介手数料は少なければ少ないほど良いというわけではありません。その理由を解説します。

店舗側のサービスの質が上がる

基本的に仲介手数料は不動産仲介業で得られる唯一の収益となります。

そのため、どの不動産会社も仲介手数料を得ようと必死なのです。

「不動産の営業マンは他の業界よりもしつこい」なんて言われるのも、裏を返せばこの仕組みが影響しているわけです。

しかし、仲介手数料無料の場合は上乗せされた広告費などが利益になっているわけですから、一生懸命接客をして顧客に気に入られる必要はそこまでありません。

つまり、仲介手数料無料の業者はどうしてもサービスの質や担当者のモチベーションが下がりがちなのです。

仲介手数料無料には落とし穴も!十分注意しよう

ここまで仲介手数料無料の仕組みとデメリットを分かりやすく解説しました。

一見お得に見えても、裏にはカラクリがあったのですね。

日本の不動産業界はこうした顧客にとって不透明な部分が非常に多いともいわれています。

騙されて損をしないように、最低限の知識を付けておきましょう

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