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不動産売却で必要な所有権移転登記とは?内容・流れを徹底解説

【更新日】2020-01-17
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所有権移転登記

不動産を売却する際は、所有権移転登記という手続きをしなければいけません。

ただ、ほとんどの方が所有権移転登記というものの実態を知らないはず。

それって難しいの?お金がかかるの?など、不安な点も多々あることでしょう。

今回は、不動産売却で必要な所有権移転登記とは一体なんなのか。その内容と手続きの流れを説明していきます。

不動産売却の登記費用は売主が負担する?買主に払ってもらうことはできる?

所有権移転登記とは?不動産売却前に知っておきたい基礎知識

不動産を売ると、所有権が売主から買主へと移ることになります。

この時、登記簿謄本を管理している法務局(登記所)に、キチンと移転したことを申請しなければ、所有権が移転したと公的には認められません。

登記所に所有権移転を申請する一連の手続きを、所有権移転登記と呼びます。

2020年のオリンピックまでは不動産取引の需要が高まっており、政府発表の統計を見てもその数は年々高まっています。

大きな取引ほど所有権移転登記は必要になる

所有権移転登記をする意味は、不動産の所有関係を明確にするためです。

ただ、親から物件を相続した際などに、必ず所有権移転登記をする必要はありません。

登記上の更新が何十年も途絶えていたことから、地面師が容易に詐欺を働きやすくなり、巨額事件が起こった事例もあります。

積水ハウスから63億円騙し取った地面師(じめんし)とは?あなたも騙される巧妙手口

ただ、相続時に手続きをしなくても、特別ペナルティのようなものは発生しません。

一方、不動産売却では必ず登記上の所有者が主体となって取引をしなければいけません。

正式な所有者以外の人が勝手に売却できることが認められれば、皆が好き勝手に他人の家を売れることになってしまうためです。

そのため、不動産売却の前は、必ず所有権移転登記が必要になります。

所有権移転登記は不動産の引き渡しまでにおこなう

不動産を売り出していき、購入希望者が見つかると、売買契約を結んでいきます。

売買契約を結んでから、実際に物件を引き渡すまでには約1.5か月の期間が空くのが一般的です。

これは買主の住宅ローン審査が終わるのを待つ期間ですが、この間に所有権移転登記などの手続きも進めていきます。

不動産売却時の所有権移転登記の流れ

所有権移転登記はどのように進んでいくのでしょうか?

意外と知らない人が多い所有権移転登記の流れを、手順に沿って詳しく解説していきます。

所有権移転登記に必要な書類・費用を準備する

所有権移転登記は一般的に司法書士に主な手続きを依頼するようになります。

ただ、この時に依頼料・報酬と提出書類の準備をしていかなければいけません。

直前で一式揃えようとするとミスが起こるので、売却中から少しずつ集めておくようにしましょう。

司法書士に依頼をする

所有権移転登記の手続きを、司法書士に依頼します。

依頼する司法書士は仲介業者に紹介してもらうことも、自分で複数の司法書士を比較して選ぶこともできます。

多くの方は紹介された司法書士にそのまま依頼をしていますが、これだと実はお得な司法書士事務所を見逃してしまっている可能性が高いです。

少しでもお得に依頼をしたい場合は、手間がかかっても自分で司法書士事務所を探して回ることをおすすめします。

司法書士に所有権移転登記について相談

依頼する司法書士が見つかったら、実際に来所をして所有権移転登記について相談をします。

短期間の相談なら無料で対応してくれる司法書士も多いですが、相談時間が長引くと相談料が請求されるケースもあるので注意しましょう。

所有権移転登記の実施・報酬の支払い

契約をしたら、実際に司法書士へ所有権移転登記の手続きをしてもらいます。

手続きが完了するまでには結構時間がかかることも多いので注意しましょう。

手続きが完了したら、報酬を支払って完了となります。

所有権移転登記の必要書類と取得費用

所有権移転登記では、売買時の売主と買主、または相続時でそれぞれ必要になる書類がことなります。

ここからは、所有権移転登記で提出が必要になる書類の内容と、取得にかかる費用を紹介していきます。

不動産売買時に売主が用意する書類

書類名 取得費用
不動産売買契約書 -
登記識別契約書・登記済証 -
印鑑証明書 約300円
資格証明書 約500円
固定資産税評価証明書 約400円

不動産売買時に買主が用意する書類

書類名 取得費用
住民票 約300円
資格証明書 約500円

相続時に被相続人が用意する書類

書類名 取得費用
登記原因証明情報 -
住民票 相続人1人につき約300円
戸籍等 数千円
固定資産評価証明書 約400円

所有権移転登記を成功させるには不動産会社選びが大切!

所有権移転登記を成功させるには、不動産会社選びが大切になります。

不動産会社との契約の中には、販売営業を代行するというものの他に、登記などの相談にしっかり乗ってくれるかどうかというのも含まれてきます。

ただ、どの不動産会社も所有権移転登記に関して詳しい知識がある訳ではありません。

不動産売却のスキルがある他、税金・権利関係の知識もあり、トータルサポートをしてくれるというのが良い不動産会社の特徴になります。

一括査定サイトで優良業者を見つけよう

優良業者を見つける際は、必ず複数業者を比較する必要があります。

この時に、それぞれの業者をカンタンに比較できるツールが一括査定サイトです。

一括査定サイトに簡単な物件情報を記入し、送信すれば、複数の優良業者に一括で査定依頼をすることができます。

それぞれの査定額を比較すれば、どこが高く売ってくれるかが一目瞭然で分かります。

利用料は完全無料なので、気軽に利用してみましょう!

不動産一括査定サイト33社を比較!2020年おすすめランキング
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