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家の売却後も住み続けることができるハウス・リースバックを徹底解説

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ハウスリースバック

最近人気のサービスにハウスリースバックというものがあります。

これは不動産買取の一種ですが、従来の買取サービスは業者に物件を引き渡す代わりにお金をもらうのに対し、ハウスリースバックは不動産会社に買い取ってもらいお金をもらった後、その家を”不動産会社から借りる”という形で期限付きで住み続ける方法です。

まとまったお金を少ないリスクで手に入れることができるので、「まとまったお金が欲しいので家を売りたい。でも引っ越しはちょっと…」という方におすすめですよ。

今回は話題のハウスリースバックの特徴やお得な利用方法・実際に利用した方の口コミを紹介していきます。

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相続税対策としてもハウスリースバックは有効!シニアを中心に人気拡大

ハウスリースバックは、現在シニア層を中心に人気が高まっています。

「余生を豊かに暮らしたい」という方も多いですが、「相続税対策にハウスリースバックを利用したい」という方も増えています。

相続した不動産にかかる税金の種類と内容

どういうことかというと、子どもが学生や新入社員のタイミングでリースバックをはじめ、子どもの資金がある程度貯まってきたら家を子ども名義で買い戻すという方法です。

親御さん方は買取で得た資金があるので老後の生活に余裕ができますし、一度権利を不動産会社に移しているので、子どもへの物件譲渡もスムーズにできます。

実家を親から子へ直接売ることは可能ですが、売却価格を不当に下げるのを禁止されたりと、さまざまな制約があります。

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子供のことを考えると、法の制限を受けず、スムーズに実家を移譲できるハウスリースバックを使いたいですね。

買戻し契約を結べば誰かに取られる心配なし!

ハウスリースバックは○年後に優先的に住宅を買い戻すことを約束する買戻し契約というものを付けることができます。

将来的に子どもに買い戻してほしいなら、この契約を結んでおけば誰かに取られる心配はありません。

また、買戻し契約はあくまで優先的に買い戻せるという契約なので、自分の死後に「やっぱり買い戻すのはやめた」と子どもが思えば、第三者に買ってもらうこともできます。

子どもの意思も尊重できるのが嬉しいですね。

健康なうちに介護費用の調達もできる

ハウスリースバックがシニアに人気なのは、元気なうちに資金の整理ができるというのも理由です。

相続税対策もその一つですが、今後かかるであろう介護費や老人ホームの入居費を調達するためにもハウスリースバックは使えます。

親が子どもに残すことの出来る資産は、現金の他に実家や家具などがほとんどです。

これらを手放すことなく今後の準備まで出来るので、子ども思いの親が多く利用しているのですね。

死後の相続トラブルを防ぐこと もできる

死後、残った実家をどうするかで子供たちがもめるケースは非常に多いです。

もめてしまう大きな理由が、所有者である親の意思が確認できないからです。

ハウスリースバックなどを生前にやっておき、買戻し契約を結ぶなどすれば、死後のトラブルを防ぐことができます。

古い家は売ったほうが良い。それでも愛着があるので売るのは寂しい…。死後の実家の取り扱いを決めておかないと、子ども達に複雑な思いをさせることになります。

死後のトラブルを防ぐのにもハウスリースバックは有効なのです。

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固定資産税の支払いがなくなるのでお金が貯まる!

不動産を所有している方には固定資産税が課されます。

持家の方は毎年当たり前に支払っていますが、これは意外と大きな負担になっているのです。

ハウスリースバックをおこなえば、家の所有者ではなく借主(入居者)という扱いになるので、固定資産税の支払い義務がなくなります。

収入が年金のみのシニア層に人気なのは、こうした細かい節約ができるからなのですね。

その他にも、家の権利者が負わなければいけない責任や煩わしい作業の一切をカットすることができます。

年間の賃料は買取価格の1割ほどが相場!毎月の家賃は買取価格の1%以下で済む

ハウスリースバックで気になるのが賃料ですが、これはだいたい買取価格の1割ほどになります。

10年以上住み続ける場合は損をするので注意しましょう。

このことから、ハウスリースバックは2年程度の短期間で利用することが推奨されています。

ハウスリースバックは相続税対策以外にも活用できる!

ハウスリースバックは、相続や老後生活のため以外にも活用することができます。

  • 事業資金調達
  • 資産整理
  • 資産運用
  • 負担軽減
  • 債務整理
  • 住み替え

短期間の利用であればリスクはほぼないので、単純にお金が欲しいという方にもおすすめです。

相続した実家を利用して自営業をする場合にもハウスリースバックは有効です。これで事業資金と事業拠点が確保できるので、余計なお金を使うことが一切ありません。

目的さえ合っていれば、老若男女を問わずお得に利用できるのです!

リバースモーゲージとは?ハウスリースバックとどこが違う?

リースバックとよく似た名前のサービスにリバースモーゲージがあります。

これは自宅を担保にしてお金を借り、死後に自宅を売却することで一括完済する制度です。

存命中に支払い義務がないのでお得ですが、自宅の名義人は変わらないので固定資産税がかかり続けますし、相続税対策にはなりません。

リースバック リバースモーゲージ
所有権 不動産会社 本人
固定資産税の納税 不要 必要
利益の使い道 自由 投資・事業目的には利用できない
年齢条件 なし あり(不動産会社によって異なる)
対象物件 制限なし 一戸建て
家族の同居 制限なし 配偶者のみ
買戻し 可能 不可

その他にもリバースモーゲージには様々な負担があるので、基本的にはリースバックをおすすめしています。

一方で、独身で資産整理が煩わしいシニアの方などは、存命中にお金がもらえて死後は勝手に自宅を処理してもらえるリバースモーゲージもおすすめできます。

ハウスリースバックをやっている不動産会社はどこ?

ハウスリースバックは最近始まったサービスなので、対応していない不動産会社のほうが今は多いです。

そんな中、大々的にハウスリースバックを実施しているのが、大手フランチャイズ業者のハウスドゥです。

ハウスドゥはリースバックを他社に先んじてはじめたパイオニアで、現在の契約数は1,000件を突破しています。

ハウスドゥはリースバックのサービス内容を目的に応じて変えながら提供しています。

  • クイックリースバック(最短9日で換金できる)
  • 短期リースバック(2年間の期限付き)
  • シニア住替えリースバック(老人ホームの入居待ちの方などが対象)
  • クイックリースバック(最短9日で換金できる)
  • 短期リースバック(2年間の期限付き)
  • 新築リースバック(新築に建て替えて住み続る)資産活用リースバック(住み続けながら余った敷地などを有効活用できる)
  • リフォームリースバック(リフォームをして、その後住み続ける)

ハウスドゥは全国に加盟店があるので、幅広い地域の方が利用できるのが強みです。

HouseDo(ハウスドゥ)で不動産売却・査定をした方の評判・口コミと仲介手数料

地方の不動産会社では、和歌山県を拠点に活動するアズマハウスなどがハウスリースバック(マイホーム・リースバック)をおこなっています。

概ね好評なようで「住宅ローンは早めに完済し、安い家賃で住み続けられたので良かった」という声も多く寄せられています!

アズマハウスで不動産売却・査定をした方の評判・口コミと手数料

ハウスリースバックを検討の方におすすめのツール「一括査定サイト」

一括査定サイト

ハウスリースバックを検討中の方におすすめなのが、一括査定サイトと呼ばれるツールです。

カンタンな物件情報を入力し、送信をすれば地域の不動産会社の買取見積もりが一括でもらえるので便利です。

また、申し込みフォームには要望を記入する欄があるので、ここに「ハウスリースバックを希望しています」と言えば、対応している業者をスムーズに探すことができます。

見積もりを比較して高いところに依頼をすればその分お得ですし、どの不動産会社に依頼をするか探す手間が省けます!

一括査定サイトの詳しい使い方はこちらにまとめてあるので、ぜひお読みください!

【2018年】不動産一括査定サイト33社を比較!評判・口コミで選ぶ最新おすすめランキング

ハウスリースバックを利用した方の口コミ・評判

最後に、ハウスリースバックを実際に利用した方の口コミを紹介していきます。

いつ引っ越すかわからない人にもおすすめ!

親が認知症になり、改築・同居を考えていた時にハウスリースバックを知りました。

親は引っ越しに猛反対でしたが、いつ気が変わるかわからないので、一旦不動産会社に買い取ってもらい、ローンを完済した上で住み続けていました。

結局、同居をすることになりましたが、状況が悪くなる前にスムーズに動けたのは、早めにローンを払ったのが利いてました。

診察代も売却価格から捻出できたので、貯金を切り崩すことがほとんどなかったのが良かったですね。

(40代・男性)

子どものことを思ってリースバックを活用!もっと早く知っていれば…

妻を2年前に亡くし、専らの悩みと言えば「子どもに何を残すか」でした。

最近リースバックの存在を知り、利用したところかなりのお金がもらえて、相続税対策にもなりました。

子どもからもらってた仕送りもストップしてもらい、豊かな老後を送っています。

もっと早く知っていればいろいろ悩むこともなかったのになあ、と後悔するくらいおすすめのサービスです。

(60代・男性)

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