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住宅ローンを組む前に担保の仕組みを理解しよう

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住宅ローンの担保のイメージ

住宅ローンはとても大きなお金を借りるものなので、個人の信用のみでお金を借りることはできません。

ここでお金を借りる時に必要になるのが担保になります。

住宅ローンの契約を結ぶときに、この担保について説明を受けることになるのですが、一般の生活者にはなかなか馴染みのない言葉ですよね。

ここでは担保について理解の深まるような説明をしていきます。

ちなみに、住宅ローンの担保は実際に売却をすると時の処理が重要でもあります。

より理解を深めたい方はこちらもご覧ください!

住宅ローンが残る家の買い替えを成功させる秘訣

住宅ローンの担保はもしものときの保険になる

住宅ローンを借りる際に必要になってくる担保ですが、「正直どんなものなのかイメージつかない」という方も多いのではないのでしょうか。

住宅ローンの担保は簡単に言うと「住宅ローンを組んだ人が返済不可能になった時、その人の代わりにローンを返済するための何か」ということになります。

担保の性質は人かモノか(人的担保と物的担保)に大きく区別されるので、それぞれの違いを知っておくと良いでしょう。

人的担保=ローン返済の代理人を立てる

人的担保は、住宅ローンを借りた人が返済不能になった際に備え、前もって特定の第3者に代行返済させることです。

この人的担保には、保証人・連帯保証人・連帯債務者の3種があり、債務者の返済が滞ってしまうと、この人たちにローン返済の請求がいくことになります。

また、保証人になってくれるという人がいない場合、保証会社にお金を払ううことによって、保証会社に連帯保証人になってもらうこともできます。

この担保では保証人になる人の年収・勤続年数などが審査の対象となります。

住宅ローンでは一般的な物的担保

物的担保は、お金を借りた人がローンを返せなくなった場合に備え、金融機関が貸したお金を回収できるように、土地・建物を返済の手段として確保しておくことを言います。

こちらの物的担保が、住宅ローンの場合はメインとなります。

万が一返済が不可能になってしまった場合、担保に入れてある土地や建物を金融機関が売って、返済できない分のお金を回収します。

こちらの担保では、不動産の価値が審査の対象となり、借りるお金を決定します。

住宅ローンの担保は売却前にはずす

担保には抵当権というものも必要になります。

抵当権とは、お金を借りた人がローンを返せなくなったときは金融機関が担保となっている不動産を売って貸したお金を返してもらえる権利のことを言います。

不動産をお金にする権利を金融機関に認めるということです。

担保取り外しには手続きが必要

不動産を担保にしていて、ローンを完済しても担保が自動的に外れることはありません。

なので、ローンを返し終わったらすぐに手続きをしなければなりませんので、忘れることのないように注意してください。

そうしないと、金融機関が有している抵当権も外れないのです。

また、この抵当権というものは、担保としての価値があると認められれば、1つの不動産に重ねて設定することができます。

その場合は抵当権に順位がつけられ、抵当権の行使によって発生したお金は、順位の高い抵当権を設定した人の借金から優先的に返済に充てられることになります。

はずしたと思っていてもほかのローンの担保になっていた場合、まだ抵当権が残っているので気を付けてください。

担保を不動産にする場合は、いま説明したような抵当権についても確認しておく必要がありますので、注意してください。

住宅ローンの返済中に更にローンを借りることはできる?

担保にする不動産が自宅以外になく、まだ住宅ローン返済中の場合、金融機関には抵当権があります。

この場合、不動産を担保とするローンを借りることはできるのでしょうか。

この状況では、不動産に第2位の抵当権をつけることによってお金を貸してくれる金融機関がありますが、その場合、担保に余力のあることが条件となります。

例え、自宅を審査して2000万円借りることができると判断されても、2000万円の住宅ローンが残っていては担保に余力がないと判断されてしまいますので、自宅を担保にすることはできません。

たとえば不動産を担保にする時に、その価値が高いと判断されれば、その人の返済能力以上の金額を借り入れることもできますが、やめておいたほうが良いのは皆さんに言うまでもないですよね。

スムーズに借りられる無担保ローン

住宅の無担保ローンを扱う金融機関があります。

貸してくれるお金の限度は1000万~2000万円で、15~20年の間で返済、金利は高めとなっています。

こちらのローンでは、別荘の購入や家のリフォームを検討している方が多く利用していますが、中古物件などの購入にもいいかもしれません。

無担保ローンのメリット・デメリット

無担保ローンのメリットとして、審査から融資のスピードがはやいので、即日でお金を借りることもできるということが挙げられます。

デメリットとしては、担保がないので金利が高く設定されており、本当に返済できなくなってしまった場合は自己破産するしかなくなってしまうということが挙げられます。

自分が一番良いと思う方法でお金を借りよう

住宅ローンの担保について説明しましたが、理解できましたか?

担保にできる不動産を持っている方は多くないと思いますが、それができない方は両親や兄弟に保証人になってもらうことが多いと思います。

住宅ローンを組む際は、ご自身の返済プランを事前に考えたうえで融資を受けることをおすすめします。

人に迷惑をかけたくないから無担保ローン、必ず返せる自信があるから金利の低い住宅ローンで親に保証人になってもらうなど、選択肢はたくさんあるかと思います。

住宅ローンの担保については賢い選択をしましょう!

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