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マンション売却でよくある16の失敗と後悔せず売るための対策
【更新日】2019-10-03

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マンション売却の失敗

マンションを売る手続きは決して簡単ではなく、多くの人が実際に失敗してしまっています。

今後、マンションを売る予定の方々も「失敗してしまうんじゃないか…」と不安に思ってるのではないでしょうか。

そこで今回は、マンション売却で起こりがちな16の失敗事例と、その対処法を紹介していきます。

これからの売却活動に、ぜひ役立ててくださいね!

マンションを売る方法!売却を損せず成功させるコツを完全網羅

失敗事例①焦ってマンションを売り急いだ

引っ越しの期限が迫ってきて、マンションをじっくり売れなかったという方は非常に多いです。

マンションの平均売却期間は3~6か月ほどで、よっぽど人気のブランドや一等地のマンションでなければ、適正価格でそれより短く売るのは難しいです。

普通のマンションを短期間で売るには、値段を相場以下に下げて市場に出すしかありません。

その時は期限内に売ることが重要でも、結果的にはマンションを安値で失ってしまうのです。

資金に余裕があれば「買い先行」も可能

住み替えには売り先行と買い先行という2種類の方法があります。

売り先行は一般的なやり方で、先に今のマンションの売買契約を結んでから新居の契約し、引き渡し直前に引っ越す方法です。

一方、買い先行は自己資金100%で新居の購入をしてしまい、その後じっくりマンションを売っていきます。

売り先行は売却価格をそのまま購入資金に使えるのが魅力ですが、時間が制限されるデメリットがあります。

貯金に余裕のある方は買い先行を選ぶと、マンション売却が成功しやすいです。

失敗事例②地方のマンション売却は不動産会社選びで失敗しやすい

中古マンションの売買件数はかなりの数を首都圏、地方の大都市が占めており、その他の県では取引が年間で数十件ということも良くあります。

田舎の不動産会社でも一応「マンションの売買仲介可能」としているところは多いですが、圧倒的に経験が少なく、創業以来一度もマンションを売ったことがない会社はザラにあります。

会社選びの失敗を防ぐには、まず複数社を比較することが重要です。

田舎だと、「うちは代々ここに任せている」という最寄りの不動産屋があるでしょう。ただ、マンション売却では、ひいきにしてる不動産屋に頼むというのが失敗の大きな要因になります。

失敗事例③業者が査定額通りの働きをしてくれなかった

査定額が高い業者と契約したのに、全然担当者が働いてくれないというケースがあります。

査定額は法的拘束力がないので、間違っていてもペナルティはありません。

中にはこれを逆手に取り、あえて査定額をつり上げて契約を取ろうとする業者もいます。

この失敗を防ぐには、最初にスーモの売り出し物件などを調べて価格のイメージをつかむこと、複数社の査定額を比較することが大切です。

失敗事例④売り出し価格を不相応に高く設定してしまった

マンションは査定額通りに売る訳でなく、契約後に売主が価格を決められます。

ただ、あまりに適正価格より高値に設定すると売れ残ってしまうので注意しましょう。

高値で売れないマンションの価格を値下げしても、「このマンションはずっと残ってるから何か問題がありそう…」という買い手の心理が働いて手を出されないので、最終的には適正価格以下で成約せざるを得ないケースも珍しくありません。

適正価格で売るのが最もお得というのは知っておきましょう。

失敗事例⑤値下げ交渉に面食らってしまった

買主が見つかってスムーズに売れると思いきや、価格交渉で粘られて面食らってしまうケースも多いです。

一般的に、買主の方が失敗のリスクが大きく、売主よりも不動産について良く勉強しています。相手が投資家なら特にそうです。

こっちはマンションを売るなんて初めての経験…。知識と勢いで押し付けられないように十分気を付けましょう。

値下げの限度額を決めておく

値下げ交渉をされた時のため、事前にいくらまで下げられるかを決めておきましょう。

それを決めておけば、相手がいくら勉強してる人でも、こっちは「そういう決まりなんで!」と言えば対抗できます。

値下げは多くても価格の10分の1に留めて、利益を確保しましょう。

不動産はただ値下げしても売れない!どのタイミングでいくら下げれば良い?

失敗事例⑥販売活動を不動産会社に任せきってしまう

販売活動は仲介業者に任せてOKですが、100%任せきりにするのは良くないです。

特に販売活動中は、業者との連絡をしっかり取りましょう。

相手が何をやっているか分からない状態になると、自分の不利な方へ手続きを進められるかもしれません。

都会の営業マンは案件を何個も抱えており、こちらが働きかけないとドンドン後回しにされるかもしれません。

働きをチェックするという意味でも、連絡は蜜に取ったほうが良いです。

失敗事例⑦部屋を整理整頓せずに内覧を実施

マンション売却の最大の難関が内覧です。

ここで何度も購入を断られて売れ残るケースも多いので注意しましょう。

ここで意識したいのは、とにかく部屋の第一印象を上げることです。

部屋を掃除、整理整頓して、見学者が気持ちよく思える環境作りをしましょう。

一方、内覧前に大規模なリフォームをしたりするのは逆効果なので注意が必要です。

中古マンション売却時にリフォームは不要!フローリング・壁紙のキズ・汚れはそのまま売る

失敗事例⑧ステータスの低い申込者ばかり相手にしている

地域や宣伝方法によっては、低収入や特殊な職業の方ばかりが購入を申し込んでくるケースもあります。

こうした人と契約を結んでも、その後のローン審査で落とされる可能性が高いです。

信用できない人は相手にしないか、宣伝方法を変えることをおすすめします。

失敗事例⑨税金がいくらかかるか良く知らない

マンションを売るとどんな税金・費用がいくらかかり、いつのタイミングに支払うのか…。

お金にまつわる基本的な事項を知らない方は意外に多いです。

特に売却益が発生したら確定申告をしないと脱税になるので注意が必要です。

また、こうした費用の総額は売却価格の5~10%ほどになります。

「売ったお金で引っ越しをしたい」という方は、費用で引かれることも見越した物件選びをしないと、後で大変なことになります。

失敗事例⑩売却のタイミングを見誤る

マンション売却のタイミングを間違えると、失敗してしまいがちです。

特に注意したいのが、2020年のオリンピック後の価格推移や、2022年に生産緑地の大量売り出しによって起こると言われる不動産相場の下落です。

2022年問題で今後の不動産価格はどう推移する?オリンピック後の市場の動向・見通し

不動産市場全体が大きく変わると言われるので、注意が必要です。

もっと小さなところだと、季節によってもマンションの売れやすさは変わります。

特に転職・就職を控えた1~3月は売れやすいと言われているので、この時期に合わせて売るのも一つの手です。

マンションを売るタイミングは3つのポイントで見極める!2020年までが売り時?

失敗事例⑪住宅ローンの残債がいくらかチェックしていない

ローンが残るマンションは、基本的に完済してからでないと売れません。

売りに出す時はローンが残っていても、売却価格で完済すれば引き渡せます。

ただ、ローン残債がいくらか把握していないと、売り上げを全額引っ越しに使おうとしたりと、間違った計画を立ててしまいます。

マンションを売る際に残債を把握することは非常に重要です。わからない方は銀行に連絡しましょう。

失敗事例⑫仲介業者の囲い込み・怠慢営業に気づかない

仲介している人同士をマッチングさせて仲介手数料の2倍取りを狙う手法を囲い込みと言います。

売主と契約した不動産会社はレインズに情報を登録し、すべての不動産会社が物件を閲覧・紹介できるようになります。

レインズは不動産会社しかログインして見れない?個人がレインズを閲覧する方法

悪質な囲い込みだとレインズに登録せずに情報を限定的にして、自社の契約者にだけ情報を流すようにします。

そのため、売却に時間がかかりやすく、価格も下がる傾向にあります。

レインズは業者しかログインできないので、契約してない他社に相談して確認してもらうのも一つの手です。

失敗事例⑬マンションの管理会社と連携が取れていない

分譲マンションの場合、上に管理会社の存在があり、こちらの意向を無視して勝手に売るとトラブルが起こりやすいです。

更に、居住者がマンションの管理組合に入ってる場合、組合の退会手続きをしなければいけません。

これをしっかりやらないと売却にストップがかかる可能性もあるので注意しましょう。

失敗事例⑭マンション査定を1社にしか依頼していない

最寄りの不動産会社1社にだけ査定を依頼しても、その金額が低いか高いかわかりません。

査定額は各社が「うちならこれくらいで売れる」と考えて提示した見積もりです。そのため、基本的には複数社に見積もりを出し、最高値の業者と契約するのがお得です。

複数社への査定をスムーズにおこなえるツールが一括査定サイトです。

60秒ほどの簡単な申込手続きで大手の査定額を比較できるので、積極的に活用しましょう!

不動産一括査定サイト33社を比較!2019年おすすめランキング

失敗事例⑮ウソをついて売り払うと瑕疵担保責任に問われてしまう

雨漏りやフローリングの大きな傷、または隣に暴力団事務所や宗教施設があるといった重要な情報を告知せず売っても、引き渡し後に賠償金を請求されてしまいます。

引き渡し後でも一定期間は瑕疵担保責任期間と言われ、物件の問題は前の居住者の責任になってしまいます。

告知すべき情報は「新しい入居者が安心して生活するのを阻害する内容」のものです。これは物件の欠陥だけでなく、「自殺があった」「殺人事件が近くであった」などの心理的な欠陥も含まれます。

一方、子どものいじめや離婚、借金など、マンションを売るネガティブな原因は買主の生活に関係ないので、伝えなくても構いません。

事故物件を売るには?欠陥住宅のトラブル内容は告知すべき?

失敗事例⑯何のためにマンションを売るのか明確でない

売却価格の目標や目標売却期限が途中でブレてしまうと、失敗する可能性が高くなります。

マンション売却はメリットばかりではありません。高額固定資産を手放すのは大きなリスクですし、高く売れる確証もありません。

それでも売る理由は何なのか、そして目的は何かを最初にしっかり考え、それに向けて働きかけることで成功率がぐっと高まります。

マンション売却の失敗談3選!体験談から学ぼう

マンション売却の失敗談ブログ

ここからは、マンション売却の具体的な失敗談を紹介します。

実際に売った人の生の声を知り、自分の売却活動に役立ててください!

売り出し価格を高く設定しすぎた(30代・女性)

夫の転勤がきっかけで分譲マンションを売りました。

不動産会社2社に査定を依頼したんですけど、どう考えても低すぎると思い、高い売り出し価格で売り出したところ、まったく相手にされませんでした。

そうしてるうちに転勤の期限が迫ってきたので、価格を下げて無理やり売り払いました。今も後悔が残ります。

反省点はなぜ査定額が低いか聞かなかったところです。

聞くと最近町で起こった事件が影響してたとのこと。物件に問題がなかったなら、時期をずらすとか方法あったのにな…と思います。

あと、査定依頼を2社くらいで満足してたのもダメですね。隠れた優良業者が見つかるまで、かたっぱしから査定依頼していれば違ったと思います。

ローンや費用を把握してなかった(40代・男性)

新築一戸建てに住み替えるにあたり、さまざまなインテリア等を新調しようと予約してました。

ただその時は費用で売った手取り額が相当引かれることを知らず、結果的にマイナスになってしまいました。

費用を含めて正確に手取り額を把握していれば、ムダな出費をせず済んだと後悔しています。

無理に売ったことで家族関係に亀裂が(30代・女性)

親から兄弟に相続されたマンションを売りました。

私が「絶対売ったほうが良いよ!」と姉弟に言い、無理やり売ったのですが、考え方が少しずつ違い、特に姉は今でも売らなくてよかったと思ってるようです。

こうなるくらいなら、ちゃんと話し合っていればよかったと後悔しています。

マンション売却では4分の1の人が大失敗している

マンション売却では、約4分の1の人が査定額・適正価格で売り払ってしまうようになります。

査定額は不動産のプロが算出するものなので信頼してしまいがちですが、安くしか売れない人が4分の1もいることを考えると、妄信するのはよくありません。

1社の言うことや査定額を信じすぎず、必ず複数社の意見を聞きましょう。

潜在的には3分の1の人がマンション売却に失敗・結果に不満

適正価格以上で売れた人の中にも、結果に不満を持つ人は多いです。

こうした人を含めると、全体の40%弱が結果を芳しくないと思っています。

「マンション売却は失敗するものだ」と考えるか、「自分は失敗せず売ろう」と考えるかはあなた次第です。

ただ、多くの売主は自主的な努力や知識の吸収をせず不動産会社に任せっきりなので、自分は絶対失敗しないと思って積極的に働きかければ成功する可能性は高まります。

マンション売却の失敗はどう対処する?対策まとめ

マンション売却を失敗しないためには、どんな対策をすれば良いのでしょうか?

まずは高く売ることに集中する

ローンの残債や税金・費用、引っ越し代といった悩みは、マンションを相場以上で高く売ればだいたい解決できます。

共同名義人の1人が売ることに不満を持っていたとしても、高額を分割できれば丸く収まるかもしれません。

相場1,000万円ほどのマンションでも1割増しで売れば100万円の追加利益を得られる訳ですから、それでかなりの負担が賄えます。

高く売れなくて良いという人も多いですが、こんなに高額な臨時収入が入る機会は人生で1度あるかどうかなので、高く売る努力をしないと損ですよ。

マンションを高く売るコツ11ヶ条!高値がつくマンションの条件とは?

信頼できる不動産会社を見つける

マンション売却を成功させるには、業者選びが非常に重要になります。

「高く売りたい!」と思っても、実際に販売活動をするのは不動産会社なので、信頼できる人に頼まないと意味がありません。

デメリット・リスクも伝えてくれる、税金・権利関係も相談できる、何より人柄が合う担当者を見つけましょう。

不利な条件は安易にのまない

1年近く経っても売れないと、売れ残り物件というレッテルを貼られ、より売れにくくなります。

ただ、この時に値下げをして成約率を上げるのが本当に正しいでしょうか?

今物件を探している人達も1年後には入れ替わります。なので、いったん売却をキャンセルして1年後に再度売り出すことだってできます。

可能性を絞り、安易に条件をのんでマンションを手放せば取り返しがつきません。

失敗しそうでも、条件を下げずに失敗を回避する方法を考えていきましょう。

失敗と気づかずマンションを売ってしまう人がほとんど

そもそも、マンションを売る人の多くは、それが失敗だったか考えもしません。

実際は損をしていることに気づかず、住み替えの段階になって資金計画に狂いが生じるケースは非常に多いです。

売却中に「失敗しそう…」と気づける人は、逆に成功できる可能性が他の人と比べて高いです。

失敗しそうでもネガティブにならず、よく不動産会社と相談して解決策を見つけましょう!

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